1ヶ月前、丸馬場の屋根が完成しました。
丸馬場は調馬策運動やミニ放牧場として使っている円形の馬場です。
これまで馬たちは雨で地面がぬかるむ日は放牧を止めて、洗い場で体の手入れをしていました。高齢馬が多いので特に転倒や体を冷やし体調を崩す事を避けるためです。地面が乾くまで何日も掛かると、十分な運動ができない日も続きます。そうなるとストレスがかかり疝痛のリスクも上がる、フレグモーネの馬は腫れが酷くなるなど困ったことが沢山。実際に今年の梅雨はこれらに悩まされした。
そこで雨の時も放牧や運動が出来る様、丸馬場に屋根を付けることにしました。
既存の丸馬場の一回り外に杭を打ち、骨組みを組んでいく
梁を作りのせる
壁(パレット)を広げ、新しく打った杭に沿って立て直す
屋根(波板)をはる
パワーアップした丸馬場、超かっこいいです^^
屋根は風が抜けるように中央で段違いになっています。波板の色は中が暗くならないよう薄い色に。強度と重さを熟慮し張られた梁。しっかり支え合う骨組み。サイズは一回り広くなりました。中に入っても屋根が高く、空が透けて見えるので圧迫感を感じません。
完成から1ヶ月。
ぐずぐず天気続きの日に体の手入れだけでなく
〔 放牧 〕 〔 運動 〕 の選択肢が増えました。馬房など比較的狭い空間で過ごすストレスを無くすことで馬たちの健康に繋がると考えています(馬房loveな子もいます)。蹄にとっては水分を含み柔らかくなるのを防ぐ事にも。
因みに、馬が使っていない時にはロープを張れば馬着など大きなものを干す物干し場。シロの運動場。猫たちの見晴台へと変身します。
これからも活躍しそうな丸馬場です。
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とらじろう (月曜日, 14 10月 2019 13:54)
馬も動物たちも喜びますね!